【小5理科/モノの燃え方と気体】実験で理解しよう! ろうそくの性質|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2022年10月18日
ヤジマ先生
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編 は伊丹龍義先生、山崎翔平先生が担当します。
- 理科以外の3教科はこちら -
今回は「ろうそく」に注目します。
中学入試でろうそくが出題されるときは、実験とセットで出されることが多いです。基本知識とともに、いくつかの例題を解いていきましょう。
ろうそくの炎
ろうそくの炎は3つの部分に分かれています。お子さんは3つの名前を答えられますか?
正解は、外側から「外炎」「内炎」「炎心」です。
漢字の意味を押さえると、間違いがぐっと減りますよ。
外炎 → 「外」側の「炎」
内炎 → 「内」側の「炎」
炎心 → 「炎」の中「心」
次に、3つの部分の特徴を確認しましょう。
外炎、内炎、炎心のなかで、
- 実は燃えていない部分
- 最も明るく見える部分
- 最も温度が高い部分
は、それぞれどれかわかりますか?
実は燃えていない部分
実は燃えていない部分は、炎心です。
炎心では、ろうそくの芯を伝ってきた液体の「ろう」があたためられて、気体に変化しています。つまり、ろうの状態が変化しているだけなので燃えているわけではありません。
そのため3つの部分のなかで最も暗く、温度も低くなっています。
最も明るく見える部分
最も明るく見える部分は、内炎です。
内炎が最も明るく見えるのはなぜでしょうか?
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