学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/知識】言葉を知ろう! 知識を習得していく方法|中学受験のツボ[国語編]

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2022年10月24日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、住岡です。

今回は、文章を読むうえで必要な「知識の獲得方法」を紹介します。

「本文に何が書いてあるか」「問題文は何を意図しているか」などが読み取れなければ、しっかりと解き進めていくことが難しくなってしまいます。

そこで、文章を正確に読み解く練習をお子さんと一緒にしていきましょう。そのための一歩として、「言葉を知ろう!」というテーマで解説していきます。

言葉を知っていくためのプロセス

言葉を知っていくためのプロセスを確認していきましょう。大きくは以下の3点です。

  1. 音読する
  2. 音読につまったところや、イントネーションや区切りがおかしかったところを中心に意味をチェックする
  3. 熟語などの漢字であれば書く練習をおこなう

1、音読する

音読をする際は、読む速さは重視しなくて大丈夫です。それよりも、はっきりとした発音をさせましょう

もごもごとしたり、ごまかすような発音をしたりした場合は要注意。わからない言葉や知らない言葉が出てきたときに、子どもたちは知っているような様子を装うことがあるからです。

違和感に気づけるように、音読中は

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住岡大輔

住岡大輔

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NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。