学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/文法】ない、だ、そうだ、ようだ、の判別|中学受験のツボ[国語編]

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2022年10月28日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

今回は、中学受験の国語であと10点得点をアップさせるための「国文法」の話をします。

中学受験の国文法は、出題される学校も範囲もかなり限定的なため、ポイントを絞って学習するのが効果的です。基本的には「係り受け」「の」「れる・られる」の3つを理解していれば大丈夫ですが、次の4つまで加えられると文法問題で困ることは少なくなります。

  1. 「ない」の判別
  2. 「だ」の判別
  3. 「そうだ」の判別
  4. 「ようだ」の判別

実際に、どのような問題が出題されるか確認してみましょう。

「ない」の判別

「ない」の問題は、形容詞の「ない」助動詞の「ない」の判別ができれば大丈夫です。

問:次の傍線部の「ない」と同じ用法ものを選びなさい。

弟は朝食をほとんど食べない

ア 日本からの荷物がとどかない
イ あどけない顔の妹。
ウ このレストランはそれほど高くない

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。