【小4算数/単位】小数を理解して単位の操作をしよう|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2022年10月22日
有賀隆夫
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 は杉本啓太先生と有賀隆夫先生が担当します。
- 算数以外の3教科はこちら -
こんにちは、有賀です。
1cmは10mm
小学生が、学校で最初に習う単位です。
子供たちは定規とにらめっこしながら、まずは1㎝の長さを理解します。次に、1cmを細かく10個に分けたひとつが1mmということを知っていきます。
この時期の単位は、子供にとってそんなに難しいものではないようです。「1mmが10個集まると1cm」という事柄は、すんなりと頭に入ります。
たとえば「23mmは何cmになる?」と聞くと、わり算を習う前であっても、数字に強い子なら「10mmがふたつで、残りが……2cmと3mmかな」というふうに、低学年でも答えられることが多いですね。
ただし、これが3年生になると変わってきます。
「単位苦手」「難しいから嫌い」という声が増えてくるんです。
「小数」という大きな壁
単位が苦手に感じてしまう理由は、3年生から算数の世界に「小数」が登場するからです。
整数しかなかった数字の世界に出てきた小数は、子供にとって複雑怪奇なもの。ここでつまずいてしまうと、さまざまな問題が起きます。
そのひとつが、
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