【小5算数/数表】「大まかな設計図」を描きながら考えよう|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2022年10月26日
杉本啓太
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 は杉本啓太先生と有賀隆夫先生が担当します。
- 算数以外の3教科はこちら -
こんにちは、杉本です。
今回のテーマは、規則性のなかの「数表」です。
数表のポイント
数表の問題に取り組むときに式だけで計算しようとして、たし算とひき算(増えるのか/減るのか)を間違えてしまったり、最後にひとつずつずれてしまったりする子がいます。
このような子に、私は「大まかな設計図を描こう」と伝えています。
そのために、
- この数表がどうやって書かれたものか
- 答えの部分を求めるまでに、ほかのどこの値を求める必要があるか
を考えるようにも促しています。
「この数表がどうやって書かれたものか」を考えると、その数表のなかにある規則性に気づきやすくなります。
また答えの値だけでなく、その値を出す途中で出さなければいけない場所の値も事前に定め、表のなかに書いておくことも大切です。式だけで求めようとする場合に比べ、計算間違いや勘違いなどが起きにくくなるからです。
では例題をもとに、「大まかな設計図」とはどのようなものか、どこに注目して書いていけば良いか解説します。
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