【小4理科/モノの溶け方】“最強にしょっぱい”食塩水のつくり方|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2022年10月31日
伊丹龍義
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編 は伊丹龍義先生、山崎翔平先生が担当します。
- 理科以外の3教科はこちら -
「モノの溶け方」を学びつつ、“最強にしょっぱい”食塩水のつくり方を見ていきましょう。
チェックポイント[1]
問題:
溶解度ってなに?
水に砂糖や塩を溶かそうとしたとき、それらが溶けきれず下に残ってしまうことがあります。これは、モノが水に溶ける量には限界があるからです。
そして、溶ける限界の量が「溶解度」と呼ばれます。正確には、「水100ℊに、その物質が溶ける最大の量」のことです。
テキストなどには、食塩(20℃)の溶解度が「35.8」と書いてあります。これは「水100ℊに食塩は35.8gまで溶ける」ということを表しています。もちろん、水の量が2倍になれば溶ける量も2倍になるので、水200gには71.6g(35.8×2)まで溶けます。
水に固体のモノを溶かすと、冷たい水よりも温かいお湯のほうが溶けやすくなります(※1)。つまり、溶解度は温度によって大きく変わるということです。
こうした様子を表したグラフが「溶解度曲線」です。
ちなみに食塩は温度によって溶解度があまり変わらないため、
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