【小4理科/水溶液の分類】酸性・中性・アルカリ性の調べ方|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年1月27日
山崎翔平
1
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編 は伊丹龍義先生、山崎翔平先生が担当します。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
今回は、水溶液の性質「酸性・中性・アルカリ性」についてまとめていきます。
酸性・中性・アルカリ性という言葉は、ふだん生活をしていると耳にする機会は多いでしょう。そこで「弱酸性のシャンプー」といった言葉を目にしたときに、お子さんとこうした性質について会話すると知識が増えていきますよ。
水溶液は、酸性・中性・アルカリ性に分けられる
酸性・中性・アルカリ性という性質は「液性」といわれ、具体的には「水溶液の性質」を指します。
物質を水に溶かすと水溶液ができ、水に溶かす前の物質は「固体・液体・気体」のいずれかです。
「酸性」の水溶液
酸性の代表的な性質を見ていきましょう。
まずは「鉄」などを溶かします。すっぱい味がするのも特徴ですね。触るとチクチクするものも多いです(直接、舌でなめたり、触ったりすると危険なものもあります)。
たとえば「お酢」や「牛乳」は弱い酸性です。「汗」に関しても通常は弱酸性で、スポーツドリンクも同じく弱酸性ですね。そのほか、ビールも酸性です。
酸性の水溶液として覚えてほしいのは、ホウ酸水、酢酸水溶液、塩酸、炭酸水などです。塩酸は、気体の塩化水素が水に溶けている水溶液のことで、炭酸水は二酸化炭素が水に溶けた水溶液です。
「アルカリ性」の水溶液
アルカリ性の代表的な性質は、
1
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます