学習 連載 中学受験のツボ[算数編]

【小6算数/平面図形】問題文に「AとBの面積が同じ」とあったらどうする?|中学受験のツボ[算数編]

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2023年2月02日 杉本啓太

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 杉本啓太先生有賀隆夫先生が担当します。
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国語理科社会

こんにちは、杉本です。

算数の問題を解くときの大切な要素に「読み替え」があります。問題文に書いてある情報から、算数としての意味を読み取ったり、数式に書き替えたりすることですね。

どうやって読み替えるかを考えるときは、問題文のなかにある「キーワード」が役に立ちます。キーワードが頭にインプットされていると、解法の候補を頭に思い浮かべやすくなるからです。「この単語が出てきたらあのやり方で間違いない」と決めつけるのは危険ですが、なるべく頭に蓄積しておきましょう。

今回紹介するキーワードは、次のふたつ。平面図形の問題でよく出てくるこれらのキーワードが出てきたときに、まず頭に思い浮かべてほしい解き方をお伝えします。

「AとBの面積が同じ」
「AとBの面積の差が〇〇㎠」

「AとBの面積が同じ」と書かれていたら?

次の例題を見てください。

「アとイの面積が同じ」とありますが、いきなりそれらの面積を求めるのは難しそうです。こうしたときは

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杉本啓太

杉本啓太

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株式会社ORA-Trio代表。家庭教師。灘高校から東京大学理科二類進学、同大学農学部卒業。大学時代は社会教育団体にて子どもの教育支援に携わりつつ、家庭教師・塾講師としても活動。卒業後は外資・日系コンサルティングファームに勤務しながら、土日は家庭教師としての活動を継続。その後プロ家庭教師として独立。学科指導だけでなく、学習の計画策定・環境作り・親御様の関わり方・生徒の性格起因の課題など、抽象的な問題の整理と解決を得意とする。2023年2月、模試結果分析を中心とした家庭学習コンサルティングを手掛ける株式会社ORA-Trioを設立。