【小4理科/磁石の性質】押さえておきたい6つのポイントを解説|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
今回は「磁石の性質」について押さえておきたい、6つのポイントを紹介します。
磁石は、とても身近なものです。身の回りにあるものを目にしたり、手にしたりすることで学ぶことは、教科書やテキスト、授業で学ぶことよりも頭に残りやすく、考察する力も身につきます。
ふだんの生活のなかで磁石に触れることも多いですよね。磁石の性質について親子で会話するときに、今回紹介する内容をぜひ役立ててみてください。
磁石のポイント
- 磁石とは
- 磁石にくっつくもの
- 磁石の「極」の性質
- 磁石についた鉄も、磁石になる
- 磁石を切っても、そのまま磁石になる
- 電磁石は、電気を流しているときだけ磁力をもつ
Contents
ポイント[1]磁石とは
磁石とは、磁力をもち、鉄を引きつける性質を持つモノのこと。引き合ったり、斥(しりぞ)け合ったりする磁石の力を「磁力」といいます。
磁石のまわりに鉄粉をばらまくと、磁界の向きに“線”ができますが、この線は「磁力線」と呼ばれます。
静電気力や重力などと同じく、磁力は「接触せずに力がはたらく性質」をもっています。つまり、離れていても力がはたらくということです。
ポイント[2]磁石にくっつくもの
磁石には、鉄・ニッケル・コバルトなどを引きつける力があります。
磁石にくっつく身近なものとしては、鉄くぎ・クリップ・画びょう・砂鉄などが挙げられます。磁石につかないものは、紙・コップ・下敷き・ガラス・ゴム・プラスチック・木などですね。
ポイント[3]磁石の「極」の性質
磁石には、両端にN極とS極があります。
N極とS極を近づけると、お互いが引きつけ合います。一方でN極とN極、あるいはS極とS極のように、同じ極どうしを近づけるとそれぞれが斥け合う性質をもっています。
磁石をヒモに吊るすと、N極は「北」を向いて止まります。この性質を利用した道具が「方位磁針」です。
N極が北を向くのは、
とじる
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