【小6理科/勉強法】苦手分野をなくすために心掛けたいこと|中学受験のツボ[理科編]
–
こんにちは、伊丹です。
これまで、4年生では「理科と日常とのつながり」をしっかりと身につけ、好きな範囲や得意な範囲をつくる。5年生では、その得意な範囲を伸ばして調べる習慣をつける。
このようにして、6年生に向けた準備をしてきたと思います。
そして6年生の理科で大事なことは、苦手をなくすこと。苦手範囲を減らしていき、覚えるべきところをしっかり覚えていく段階に入っていきます。
苦手をなくそう
理科は、多くの模試や、実際の入試において、ほかの教科に比べて正答率が低い問題が少ない、つまり「難問が少ない」という特徴があります。
だからといって、ほかの教科と比べて平均点が高いわけではありません。どの子も物化生地(物理/化学/生物/地学)のいずれかに苦手分野があり、基本的な問題でさえ点数が取れないことがあるからです。
こうして考えると、理科の成績を伸ばしていくためには、やはり苦手分野を減らしていく必要があることがわかります。
また、算数では「説明を聞く → 例題を確認する → 問題を解く」といった学習の流れがしっかりできている子でも、理科になるとその流れをつくることができずに「なんとなくテキストを読んで、一問一答の問題を解いて終わり」となるケースが少なくありません。
その結果、勉強時間だけが増えていき、肝心の内容が頭に残らずに点数が伸びていかないのです。
そこで6年生の理科の学習は、次のふたつのステップを意識して進めていくことをおすすめします。
- テキストの内容を話してみる
- 問題を解いたあとに内容をまとめる
ステップ[1]テキストの内容を話してみる
まずは、ふだんの勉強のなかで「テキストを読んで内容がわかった」となった段階で、お子さんにその内容を話してもらいましょう。子供自身にテキストの内容を話してもらうことで、「なんとなくわかった」という状態を防げるからです。
理科という科目は、
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます