【小6社会/地理】東北地方の重要地点! 福島県の歴史を見てみよう|中学受験のツボ[社会編]
今回は、東北地方の重要地点「福島県」について、地理的・歴史的視点をもとにその特徴をひも解いていきます。
ひとつの地域に限定し、産業だけではなく、歴史にも注目すると新たに見えてくるものがあります。“時代を超えた学び“にお子さんが興味を抱けるように、福島県の交通・農業、そして歴史について解説していきますね。
福島県の基本データ
福島県は、東から順に「浜通り/中通り/会津」と3つに大別されます。阿武隈高地(あぶくまこうち)の東側が「浜通り」、阿武隈高地と奥羽山脈に挟まれたエリアが「中通り」、奥羽山脈の西側が「会津」とされ、山地・山脈によってそれぞれの地域が分かれています。
福島県の面積は全国3位です。東北地方の人口でみると、東北で唯一の政令指定都市(仙台市)をもつ宮城県に次いで2位となっています。
福島県は「県庁所在地よりも人口の多い都市を抱える県」として入試で出題されることもあります。県庁所在地の福島市は中通りの北部に位置しますが、同じく中通りの南部に位置する「郡山(こおりやま)市」、浜通りの中心都市「いわき市」のほうが人口が多いんですね。
福島県の交通
福島県は、東北の“大動脈”ともいえる東北自動車道・東北新幹線において、関東地方と東北地方の「中継地点」に位置しています。ちなみに東北新幹線は、福島市を境にして山形新幹線へと枝分かれしています。
この“東北の大動脈”は、いずれも中通りを通過していることが特徴です。一方で浜通りには、関東から宮城まで太平洋沿岸を走るJR常磐線と常磐自動車道が通っています。
福島県の農業
福島県の中通りは、その盆地の地形を活かし、
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