【小6算数/数の性質】線によって切られる正方形の数 ―― 公式を導き出す手順もセットで覚えよう!|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2023年2月10日
杉本啓太
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 は杉本啓太先生と有賀隆夫先生が担当します。
- 算数以外の3教科はこちら -
こんにちは、杉本です。
今回のテーマは、線によって切られる正方形の数について。正方形が敷き詰められた図に線を引いたとき、その線がいくつの正方形を通るか? という問題です。
このタイプの問題は「どのような式で答えを出せるか」という結論を公式として覚えている子が結構います。でも、その理由までしっかりと説明できる子、となると多くはありません。
規則や公式は「なぜそうなるか」を理解しておくことが大切です。自分で説明できるくらい理解しておくと、公式どおりに答えが出せないときにも応用できるからですね。公式自体を忘れにくい、というメリットもあります。
そこで今回は、例題を使いつつ、切られる正方形の数の求め方と、そのような求め方になる理由を説明します。
例題1(互いに素である場合)
まずは、基本問題から確認しましょう。
図を見て数えていけば解ける問題ですが、こうした問題を解くときも
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