学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/入門編】“直すこと”を習慣化させるポイント|中学受験のツボ[国語編]

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2023年2月24日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

国語の学習で身につけておきたい習慣は、読むこと、解くこと、書くことなどさまざまですが、今回紹介する「直すこと」の習慣化は特に難易度が高いです。

そのため、まずは「読むこと」「解くこと」「書くこと」を習慣化したあとに、「直すこと」にも目を向けてみてください。

習慣化したいこと

国語の問題は、解いた問題をもう一度解くだけでは効果を得られません。そこで大切なのが、次のふたつの習慣を身につけることです。

  • 本文の“理解”を直す
  • 間違えた“問題”を直す(カンで解けた問題も含む)

本文の“理解”を直す

まずは、本文についての理解が間違っていないか確認する習慣をつけましょう。模試や問題集の解答に解説がついている場合には、その解説をよく読み、自分の理解していた内容が正しかったか確認します。

解説を確認する前に、文章を要約したり、図式化したりして、自分がその文章をどれだけ理解しているかをあらかじめ確認しておくのもおすすめです。

間違えた“問題”を直す

「なぜその問題を間違えたのか」を確認する習慣もつけましょう。設問の理解が不十分だったのか、

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。