
【小4社会 /工業】かつては生糸輸出で世界1位! 日本の繊維工業の歴史を見てみよう|中学受験のツボ[社会編]
日本の最も主要な産業だった「繊維工業」ですが、塾の授業やテキストでは“過去のもの”として簡単にしか説明されていないようです。
しかし地理を深く学んでいくうえで、繊維工業の歴史をさかのぼっておくことはかなり有効です。そこで細かい部分まで含め、今回は日本の繊維工業の歴史について解説します。
天然繊維
繊維の種類は、大きく次のふたつに分けられます。
天然繊維……動植物由来の原料を使って製造される
化学繊維……化学的な工程を経て製造される
ここでは「天然繊維」を中心に見ていきましょう。
天然繊維の代表例は、次のとおりです。
綿(めん/コットン)……綿花が原料
絹(きぬ/シルク)……カイコの繭(まゆ)が原料
麻(あさ/リネン)……「麻」という植物の茎が原料
毛糸(けいと/ウール)……羊などの毛が原料
絹・麻
「絹」と「麻」のつくり方は、縄文時代から弥生時代にかけて大陸から伝えられたようです。
飛鳥時代以降の税制「租・庸・調」のうち、各家庭に課せられた「調」で納める品目には絹布(けんぷ)と麻布(まふ/あさふ)が含まれていたことを踏まえると、これらは家庭でも簡単につくれたことがわかります。
綿
「綿」が日本に流通したのは、
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