【小6社会/日本国憲法】公布された年は正確に答えられる?|中学受験のツボ[社会編]
専門家・プロ
2023年2月26日
吉崎 正明
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 は吉崎正明先生、池田良輔先生、茂山起龍先生が担当します。
- 社会以外の3教科はこちら -
こんにちは、吉崎です。
5年生の子は2月から新年度がスタートし、新6年生として勉強していることと思います。社会では歴史が一段落し、公民(日本の政治)の学習に移っていくことでしょう。
地理は、生活に身近なものから学習のヒントを得ることができました。
歴史は、ストーリーを覚える楽しさがありましたよね。
では、公民はどうでしょう。たとえばテレビで政治家の話を聞くと「なんか難しそう……」というイメージをもつ子も多いかもしれません。
そもそも公民とは「現在の日本のしくみ」のこと。理屈を理解してしまえば、その内容は意外にシンプルです。勉強してみると「地理や歴史よりも簡単」という印象をもつ子も少なくありません。
日本国憲法
今回は、公民的な視点をもとに「日本国憲法」について見ていきます。
まずは日本国憲法の公布日・施行日を確認しましょう。
公布……1946年11月3日
施行……1947年5月3日
公布とは「国民に知らせること」、施行とは「実際に使うこと」を意味する言葉です。
公布せずに施行してしまうと、ルールを理解していない国民は混乱してしまいます。そこで、まずは公布によって国民に理解してもらう期間をつくり、半年経ったあとに施行した ―― というイメージをもっておくと良いでしょう。
公布と施行の年を押さえよう
受験生の多くが間違えるのが、日本国憲法が公布された年(1946年)と施行された年(1947年)。
公布された年は
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