学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小6理科/燃焼と酸化】鉄の“さび”の正体は?|中学受験のツボ[理科編]

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2023年3月08日 伊丹龍義

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編伊丹龍義先生山崎翔平先生が担当します。
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国語算数社会

こんにちは、伊丹です。

今回は、モノが燃えることを意味する「燃焼」、そして燃焼よりも広い意味の言葉として使われる「酸化」についてお話します。

モノが燃えると軽くなる?

問題:

モノが燃えると軽くなる? 重くなる?

この問題は簡単に思えますが、実は「答えが出せません」。

たとえば「紙」を燃やすと灰になり、燃やす前よりも軽くなります。ところが「鉄」を燃やすと、燃やす前よりも重さが増えてしまいます。

そもそも、モノに酸素がくっつき、その周りに熱や光が放出されることを私たちは「モノが燃える」と呼んでいます。つまり

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伊丹龍義

伊丹龍義

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SRP教育研究所 所長。自身の塾で中学・高校受験、中高一貫校サポートを担当。教育格差解消と学習の効率化のため廉価に、そして自分のペースで見られ、電子辞書代わりにも使える映像授業に積極的に参加。学びエイド鉄人講師・家庭教師のトライ「TryIT中学理科」、同トライのオンライン集団ライブ授業(小学算数・中学数学・中学理科)担当。「観てわかる中1理科」(小学館)映像担当、その他、学習塾・参考書の映像授業担当多数。個人として「たこやきまるめがね」名義でYouTubeで中学受験算数・理科の映像授業準備中。プログラミング・ゲーム・パズルを教育現場に広める活動中。クイズ番組等の問題作成・監修多数。