【小5社会/工業】工業地帯と工業地域の特徴を押さえよう!|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
今回のテーマは「工業」。工業地帯・工業地域のなかでも、5年生前半でしっかり覚えておきたい内容を解説します。
5年生だけでなく、工業がなかなか覚えられない6年生も多いですし、たしかに覚えることが多い単元ですが、たとえば「工業が盛んな都市」をはじめからすべて覚える必要があるか、というとそうではありません。
まずは中学入試で出題されやすい知識や、それぞれの工業地帯・工業地域の特徴をひとつずつ答えられれば大丈夫。覚えるべき知識を絞ることで点数に結びつくことも多いため、まずは今回お伝えする内容を確認してみてください。
工業地帯
工業地域とは異なり、工業地帯は戦前から発展してきました。
京浜工業地帯・中京工業地帯・阪神工業地帯・北九州工業地帯(※)をまとめて「四大工業地帯」と呼びます。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
※近年、北九州工業地帯は生産額が減少し、ほかの工業地帯との差が大きくなっているため「北九州工業地域」と呼ぶ場合もあります。テキストなどでは「カッコ」で記載されているはずです
京浜工業地帯
京浜工業地帯は、東京・横浜のそれぞれの漢字をとって“京浜”と呼ばれます。それぞれの地域の利点を活かした工業をおこなっていることが特徴です。
東京
新聞社や出版社などが多く集まっていることもあり、東京は情報分野に強いことで知られます。その強みを活かし、さまざまな情報を紙面に印刷する「印刷業」が盛んです。
横浜市
横浜市は「自動車工業」が盛んで、電気自動車やスカイラインで有名な日産自動車の工場もあります。同じく神奈川県に位置する川崎市は「鉄鋼業」が盛んな場所として知られています。臨海部はタンカーで鉄の原料を輸入しやすいため、製鉄工場が集まっているのですね。
中京工業地帯
中京工業地帯は、東京と京都の中間に位置するので“中京”という名前がついています。具体的には愛知県・岐阜県・三重県あたりを指すことが多く、
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