【小6社会/石高制】豊臣と徳川はどっちがすごい?|中学受験のツボ[社会編]
学習の効果や成績は、その科目や分野が好きかどうかによって大きく変わります。
そのため、こちらの「中学受験のツボ[社会編]」では、社会科を楽しめるようになるアドバイスや、“勉強くさい”と思わないための「寄り道オモシロ豆知識」、丸暗記の状態から「なぜ」を考える教科に変えるためのイメージの修正、といったことを中心にお伝えしてきました。
そこで今回も、社会科をさらに楽しめるようになるアドバイスを紹介します。
石高とは?
私は、昔から『週刊少年ジャンプ』を毎週のように読み続け、大きく影響を受けてきました。登場キャラクターたちの強さが「戦闘力○○○万」「懸賞金○○億ベリー」のように数値化され、どんどん強くなっていくという流れにとてもワクワクしてきたんですね。
実は歴史分野の勉強においても、“楽しむネタ”として使いやすい数値があります。
それが、石高(こくだか)です。
石高とは、豊臣秀吉の「太閤検地」により、全国の農地を統一した基準で測定したことで確立された土地評価の単位のこと。明治時代に地租改正が実施されるまで、日本で広く使われました。
「石(こく)」という単位は豊臣秀吉によってまとめられたもので、その土地の広さで収穫できる玄米の量が基準とされています。ちなみに『広辞苑』によると「1石=約180リットル」だそうです。
権力者を比較してみよう!
「石」の単位をもとに比較したり、「○○氏の知行国(ちぎょうこく/国務執行権を与えられた国)は△国」「□ヶ国の守護大名」といった情報を利用したりすると、(あくまで勉強を楽しむためのネタではありますが)異なる時代の権力者や、武将間の比較が可能になります。
実際、歴史分野に関するネット記事や、YouTubeでも、豊臣秀吉以前の武将の力を比べる基準として「石」などの単位が用いられています。
豊臣 vs 徳川
石高の比較をもとに、「豊臣と徳川 どちらが独占したのか対決!」をやってみましょう。
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