【小5理科/天気】百葉箱にはどんな工夫がされている?|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年4月15日
伊丹龍義
0
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、伊丹です。
今回は学校などにある百葉箱の工夫について、気温の計り方を確認しながら見ていきます。
多くの子にとって、学校で見慣れている百葉箱。
実はその構造だけでなく、設置場所や向きなどにも多くの工夫がされています。
百葉箱が白い理由
問題:
百葉箱はどうして白いの?
気温を正確に計るために、いくつか気をつけることがあります。
- 地面から1.2~1.5mのところで計る
- 直射日光が当たらない、風通しが良いところで計る
これらを守るために、百葉箱の温度計は1.5mくらいの高さに設置できるようになっています。
また、外壁は「よろい戸」というつくりになっています。直射日光を遮りつつ、風通しを良くするためです。
さらに、光を吸収しにくい「白色」で塗られています。百葉箱そのものが日の光で温かくなると、測定する温度が実際の気温より高くなってしまうため、これを防ぐために白く塗っているのです。
解答例:
百葉箱自体が光によって温まり、本来の気温より高く測定されてしまうのを防ぐため
百葉箱の設置場所
問題:
百葉箱を設置する場所の条件は?
百葉箱が温まらないように外壁を白く塗っている、と先ほどお伝えしました。それと同じように、地面からの熱で温まらないように、百葉箱は
0
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます