学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小4理科/音】マイクとスピーカーのしくみ|中学受験のツボ[理科編]

専門家・プロ
2023年4月29日 伊丹龍義

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -

国語算数社会

こんにちは、伊丹です。

今回のテーマは「」。

「音の正体はなにか?」ということを確認しつつ、マイクやスピーカーなど、音と電気の関係を使った道具のしくみを考えていきましょう。

音の正体

問題:

ずばり、音の正体とは?

音の正体は、ずばり「モノの揺れ」です。

モノが揺れることで、周りの空気が揺れます。その空気の揺れが私たちの耳のなかの鼓膜を揺らすことにより、音を感じているのです。

その震えが大きいときには「大きな音」、小さなときには「小さな音」として感じます。

その揺れが細かい(決まった時間内で揺れる回数が多い)ときには「高い音」として感じます。逆に、揺れる回数が少ないときには「低い音」として感じます。

なお、人間の耳で聞くことができる音の高さには限界があります。高すぎる音や低すぎる音は、人間の耳では聞くことができないのです。

解答例:

モノの揺れ(震え)

 

マイクのしくみ

問題:

マイクは、どうやって音を集めているの?

マイクというと「声を大きくしたいときに使う道具」というイメージがありますよね。しかし実は、マイクで集めた音を機械で大きくして、スピーカーで外に出しているだけなのです。

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伊丹龍義

伊丹龍義

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SRP教育研究所 所長。自身の塾で中学・高校受験、中高一貫校サポートを担当。教育格差解消と学習の効率化のため廉価に、そして自分のペースで見られ、電子辞書代わりにも使える映像授業に積極的に参加。学びエイド鉄人講師・家庭教師のトライ「TryIT中学理科」、同トライのオンライン集団ライブ授業(小学算数・中学数学・中学理科)担当。「観てわかる中1理科」(小学館)映像担当、その他、学習塾・参考書の映像授業担当多数。個人として「たこやきまるめがね」名義でYouTubeで中学受験算数・理科の映像授業準備中。プログラミング・ゲーム・パズルを教育現場に広める活動中。クイズ番組等の問題作成・監修多数。