【小6国語/問題解法】書き抜き問題の解き方|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
いきなりですが、お子さんの問題正答率はどれくらいでしょうか?
まだまだですか?
それとも上がってきていますか?
なかなか上がらず、苦しんでいるご家庭も多いかもしれません。
今回は「書き抜き問題」の解き方を紹介しますので、これからお伝えすることが、国語の正答率を高めるための一助になれば幸いです。
それではいきましょう!
書き抜き問題の解き方 ―― 3つのポイントを意識しよう
まずは例文を読んでみましょう。
<時夫は、中学受験をする小学6年生。塾の帰り道での場面>
時夫はためいきをついた。
重い足取りで家に帰っている。手には先生から返されたテストが握りしめられている。
何度見返しても30点と書かれたままだ。
(なんでこんな点数取っちゃったんだろうなぁ……)
厳しい母に見せたら怒られるのが分かっている時夫は、ゆううつになっていた。
気付くと家とは反対方向にある公園に着いていた。
どうせ怒られるなら遅く帰ろうと考えた時夫は公園で遊ぶことにしたのだった。
(筆者作成)
問題文からヒントを手に入れる
どの問題でも共通ですが、まずは問題文からヒントを手に入れましょう。
具体的には、傍線部や、問われていることを確認します。
たとえば、
「時夫はためいきをついた」とあるが、このときの時夫の気持ちを一文で書き抜け。
と問題に書かれていたとします。
ここから読み取れる情報としては、次の4つが挙げられます。書き抜き問題に関しては、この「読み取り」が特に大切です。
- 時夫についての話
- 「ためいき」はどういうときに出るのか
- 気持ちを答える(→ 気持ちが書かれている部分を探す)
- “一文”という指定なので、「。」から「。」のあいだで該当箇所をもってくる必要がある
ヒントをふくらませてみる
「『ためいき』はどういうときに出るのか」について掘り下げて考えてみます。
とじる
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