学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/実践】韻文の問題を解くときに注意したいこと|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2023年6月23日 松尾吉久

0
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 国語以外の3教科はこちら -

算数理科社会

こんにちは、松尾です。

今回は「韻文を解くときに注意したいこと」についてお伝えします。

韻文は難解な問題が多いため敬遠されることが多いですし、韻文が毎年のように出題される学校もかなり限定されます。

芝浦工大附属、東京都市大学付属、大妻、共立、明治学院、筑波大附属駒場、青山学院中等部などくらいですね。

ただし近年では、単発的ではあるものの韻文の問題を出題する学校が増えていて、まったく対策をしない、というのも心配。あまり知られていませんが、韻文(詩・短歌・俳句)の問題は、国語の問題を“論理的”に解く練習としても非常におすすめです。

入試本番まで少し時間のあるこの時期に、詩・短歌・俳句の問題に取り組むことで韻文への不安を解消し、国語力を一段レベルアップする機会にできれば一石二鳥ともいえるでしょう。

韻文を読み解くために必要なこと

韻文とは、詩・短歌・俳句のように「一定の韻律」や「形式」をもった文のこと。

詩・短歌・俳句をしっかり読み解くには、次の3つに注意して勉強をする必要があります。

  • 表現技法の知識
  • 言葉の連想力
  • 行間を読む力

 

表現技法の知識

入試問題を解くときに、特に重要な表現技法を確認しましょう。

続きは会員の方のみご覧いただけます

0
松尾吉久

松尾吉久

  • 専門家・プロ
  • この記事の著者

進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。