【小6算数/N進法】パズル感覚で楽しんで解く|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2023年6月27日
有賀隆夫
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 算数以外の3教科はこちら -
髭之教育会代表の有賀です。
子供たちが理解しにくい単元のひとつに、N進法があります。
算数は基本的に、日常生活で起きることについて考えます。
しかし、子供たちにとって、N進法は見慣れない単元の最たるものです。
特に「10進数の215を3進数で表しなさい」と言われても、大人でもハテナ? となってしまいます。
N進法の変換はなかなか難しい
N進法は「意味がわからず、丸暗記する単元」として扱われがちです。
たしかに、10進数の数字(ふだん使っている数字)をほかのN進数に変換する問題は、理解しにくいと思います。さらに入試問題になると、単純に変換する問題はほとんどありません。
よく出る問題形式は、もうひとひねりされています。
「あるホテルでは部屋の番号に4と9は使われていません。このホテルの58号室は最初から数えて何個目の部屋になりますか」
という感じにですね。
数字が好きな子供には、面白くてたまらないかもしれません。
ですが、あまり算数が得意ではない子供には、理解するのに大苦戦する単元です。
学力中位層の入試問題では、視覚化された形式で出題される
N進法の問題には、もうひとつのパターンがあります。
それは、N進数を図で視覚化した問題です。
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