【小5社会/統計・資料問題】4つのステップで解き進めよう!|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
中学入試では「統計や資料を読み取る問題」が伝統的に出題されていますが、これまでは特定の学校で出題されていたものの、近年は多くの学校で出題されるようになり、記述問題も増えています。
こうした出題傾向を受け、塾のテキストでも「統計・資料問題の解き方」に独立した回を設け、カリキュラムでも時間を割くようになってきました。
しかし残念ながら、受験生にとっては得点しにくい分野となっているようです。
そこで今回は、統計・資料問題を解くときのポイントをお伝えします。
統計・資料問題を苦手に感じてしまう理由
統計・資料問題を受験生が苦手に感じてしまうのはなぜでしょうか?
そもそも社会は、算数や国語と比べ、テキストに書かれているデータをインプットしたうえで、そのアウトプットが求められることが多い科目です。
ところが統計・資料問題は、はじめて見たデータや、考えたことのないテーマが出題されることが多いため、
「いつもとちがう……」
「何を答えればいいかわからない……」
とパニックになってしまうんですね。
これが、苦手意識をもってしまう原因のようです。
そこでまずは、統計・資料問題が出題されたときの「手順(やること)」をはっきりさせましょう。
そのうえで、冷静に対応できるようにお子さんにアドバイスしてあげてください。
4つのステップで解き進めよう
統計・資料問題を解くときの手順は、次のとおりです。
- 題を見て
- 縦見て
- 横見て
- 中身見る
問題を解くまえに、「題を見て → 縦見て → 横見て → 中身見る」と唱えてみましょう!
このステップを踏むことで、パニックにならずに数字の分析や表現に集中できるようになり、統計・資料問題で得点できるようになりますよ。
とじる
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