【小4算数/平面図形】面積は他の場所に移して考える|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2023年7月25日
有賀隆夫
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 算数以外の3教科はこちら -
髭之教育会代表の有賀です。
中学受験算数の平面図形では、比の考え方を用いる問題も多く出題されます。
ところが、4年生はまだ比を学習していません。
そのため、長さを問う問題よりも、面積を問う問題が中心になります。
移動しても面積は変わらない
まずは、面積について少し説明します。
面積とは「平面の広さ」のことです。
たとえば、10㎠の板があるとします。その板をほかの場所に移動します。
板の面積は何㎠になるでしょうか?
もちろん10㎠のままですね。
このように「移動しても面積は変わらない」ことを利用する問題について、考えていきましょう。
同じ道ならどこにあっても同じ面積
次の問題から考えてみましょう。
【問題】
次の図で斜線部分の面積の合計は何㎡になりますか。
斜線部分の4個の長方形に分かれています。
それぞれ、長方形のたてと横の長さがわかりません。そのため、個々に面積を出して合計することはできません。
どうすれば良いのでしょうか?
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とじる
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