学年別 絶対にムダにしない夏休みの過ごし方|今一度立ち止まって中学受験を考える
もうすぐ夏休みがやって来ます。
半年後に入試を控えている6年生にとっては大きな正念場。受験勉強に集中し、本番に向けた実力を養う大切な期間です。
4・5年生も、苦手克服に十分な時間を取ることができる絶好のチャンス。
この貴重な休みをムダにしないためには、事前に作戦を練ることがポイントです。
Contents
受験生にとっての夏休みの位置づけとは
小学生には春休み、夏休み、冬休みの3つの長期休みがあります。
日頃、学校と塾を両立させながら受験勉強をしている子どもたちにとって、学校のない長期休みは受験勉強だけに集中できる貴重な期間。しかし、春休みは学年が変わる前の準備でバタバタしたり、冬休みは間にお正月を挟んだりと意外とせわしなく、期間もそれほど長くないため、腰を据えて勉強に取り組むのはなかなか難しいものです。
その点、夏休みは年度の半ばであり、しかも40日間もあります。一年の中で、これほどたっぷり受験勉強のための時間が取れる期間はなく、ムダに過ごしてしまうのは非常にもったいない!
ほとんどの塾では、夏休み期間はカリキュラムをストップして、1学期までに習ったことの復習を行います。夏休みの学習で抑えておきたいのは、「苦手単元の克服」と「(途中入塾の場合は)未修単元の確認」の2点です。
まずは、各学年において、夏休みはどんな位置づけであるかを親子で確認しておきましょう。
【4年生】家族旅行は勉強と思わせないことがポイント
4年生にとっては、本番はまだまだ先のこと。今から根詰めて勉強をしていると、途中で息切れをして走りきれなくなってしまいます。
小3の2月に受験勉強が本格スタートして約半年。苦手分野ができてしまったのなら、そこは克服する必要がありますが、それさえ抑えておけば、あとは遊んでOKです!
学年が上がっていくにつれて学習内容が難しくなり、塾の授業時間も長くなるなど物理的に拘束されていきますので、今のうちに家族旅行をしておくことをおすすめします。
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