【小4理科/生物】赤血球は身体のなかに何個くらいある?|中学受験のツボ[理科編]
私たちが生きていくためには、酸素が必要です。
この酸素は、肺で取り込まれたあと、血液の流れによって全身に運ばれていきます。
そして、この酸素を運ぶ役目をしているのが「赤血球」です。
では私たちの身体のなかに、赤血球は「何個くらい」あるのでしょうか?
今回は、ふたつの情報をヒントにしつつ、赤血球の数を計算で求めてみましょう。
血液はどれくらいある?
問題
私たちの身体のなかに「血液」はどれくらいある?
(体重60kgの人の場合)
~この先を読む前に、まずは予想してみましょう~
血液の量はもちろん一人ひとり違いますが、体重の7~8%(体重の13分の1)くらいの質量と言われています。
体重60kgの人であれば「4.6kg」くらいが血液ということです(実際には血液は水よりも少し重い* のですが、ここではわかりやすくするために、血液も水と同じく「1㎤で1g」とします)
すると、身体のなかにある血液の体積は4.6Lくらいとなりますね。
500mlのペットボトルでいうと、約9本分です。このように身近な例を使って話してあげると、お子さんもイメージしやすでしょう。
解答:4.6kg(4.6L)くらい/体重の7~8%
*年齢や性別などによって血液の比重は異なりますが、一般には「1.05」くらいとされています(体積1㎤あたり1.05g)
血液1㎣のなかの赤血球の数
問題
血液1㎣のなかに、赤血球は何個くらい入っている?
※1㎣は「1㎜×1㎜×1㎜」のサイコロ型で、1㎕(マイクロリットル)と同じ体積です
~この先を読む前に、まずは予想してみましょう~
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