【小5理科/天体】星の明るさの「等級」や「等星」ってなに?|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは、倉石です。
季節の星座や、星の動きの勉強に気を取られて、つい忘れがちな「星の明るさ」。
1等星の星は覚えていても、明るさの計算問題はできない。
そんな受験生も少なくありません。
そこで今回は、星の明るさについて説明します。
Contents
等級と等星
ややこしいことに、星の明るさを表す言葉として「等級」と「等星」という2種類の言葉が出てきます。
正直、これらの区別ができていなくても、中学受験をするうえではほとんど問題ありません。
でも一応、説明しておきますね。
まず共通点としては、数字が小さいほど明るくなるということです。
また、等星と等級はだいたい同じ値になっています。
では、等級と等星の違いはなんなのでしょうか?
等級というのは、簡単にいうと、星一つひとつの明るさのことです。
一方で、等星は、明るさが同じくらいの星のグループのことです。
たとえば「ベガ」と「デネブ」は同じ1等星ですが、ベガの等級は0.03、デネブは1.25です。
同じ1等星というグループですが、それぞれの明るさを表す等級は違う値になっていますね。
中学受験では、個々の星の明るさである等級よりも、グループである等星を使うことが多いです。
等星の計算
ここからは、等星ごとの明るさの違いについて説明していきます。
まず覚えてほしいことは、
「5つ数字が下がると、明るさが100倍になる」
ということです。
つまり1等星は、6等星の100倍明るいということです。
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