【小5算数/規則性】日暦算でミスをしづらいおすすめの解法|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「日暦算」です。
日暦算は、規則性の単元のひとつとして出てきます。「理解はしているけれどミスしてしまう」という経験のある子も多いのではないでしょうか。
問題の種類ごとに「絶対にこの解法でなければいけない」というものはありません。ただし、お子さんごとに「この解法はミスしやすい」「この解法はミスしづらい」といった違いはあります。
お子さんが使いすく、ミスしづらい、自分に合った解法を身につけておきたいですね。
今回は、日暦算の代表的な2種類の問題について、おすすめの解法を紹介します。
Contents
月をまたいで日付を求める問題
最初は、月をまたいだ日付を求める問題です。
以下の例題を見てください。
例題1
3月1日の100日後は何月何日ですか?
この問題を解くために、身につけておいてほしい計算方法があります。
それは「月の最大日数よりも多い日を、翌月にくりこす」というものです。たとえば、「1月35日」を「2月4日」という表記にする計算方法のことですね。
「◯月から翌月の△月の表記」に書き換える場合、「前の月である◯月の最大日数をひき算する」という計算をします。
1月から2月の例では、1月35日を2月の表記に変えるために、1月の最大日数である31を35からひき算します。
ですから「35-31=4」、よって「2月4日」となります。
この計算を身につけると、例題1も簡単に解くことができます。
まずは、3月1日の100日後なので、1+100=101、つまり3月101日となります。
あとは紹介した計算方法を使っていけば良いですね。
解説は以下のとおりです。
1、3月1日の100日後なので、求める日は3月101日
2、3月は31日までなので、3月101日は4月の表記に直すと
101-31=70より4月70日
3、同じように、4月は30日までなので、70-30=40 より
4月70日=5月40日
4、5月は31日までなので、40-31=9より
5月40日=6月9日
よって、答えは6月9日
「最大日数を超えた分を、翌月にくりこす」というイメージをしっかり持っておきましょう。
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