【小5社会/鎌倉時代】執権政治を攻略しよう ―― 合言葉は「ヨシトキヤストキトキムネ」|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
今回のテーマは「鎌倉時代」。
鎌倉時代といえば、鎌倉幕府が中心の時代です。
これから紹介する内容を踏まえつつ、鎌倉幕府で活躍した人物についてお子さんと一緒に確認してみましょう。
源頼朝
まずは、鎌倉幕府初代将軍の源頼朝について。
鎌倉幕府が成立したのは1192年とされていましたが、最近では「1185年成立説」も説かれています。
簡潔に整理すると、以下のとおりです。
1185年 壇ノ浦の戦いのあと、全国各地に守護・地頭を置く
守護・地頭を全国に置き、実質的に全国を支配したことで「鎌倉幕府成立」
1192年 源頼朝が征夷大将軍になる
幕府のリーダー・征夷大将軍が任命されたことで「鎌倉幕府成立」
鎌倉幕府が成立した年については意見が分かれているため、入試問題で出題するわけにはいきません。
そのため受験生としては、まずは上記のようなかたちで事実関係のみ確認しておけば大丈夫です。
封建制度
鎌倉幕府には「封建制度」というシステムがありましたね。
将軍と御家人の関係をあらわす制度です。
封建制度
御恩……将軍が御家人に褒美を与える
奉公……幕府のために一生懸命はたらく
社長が会社員に給料を渡すようなイメージをもつと理解しやすいでしょう。
執権政治
源氏は3代で滅んでしまい、鎌倉幕府は「執権」が支えることになります。
執権とは、将軍を補佐する役職のこと。北条氏が代々務めました。
初代の執権は、北条時政。入試では“たまに”出題される程度です。
それよりも、2代・3代・8代の執権を覚えましょう。
合言葉は「ヨシトキヤストキトキムネ」。
私も、入試直前の6年生に伝えている合言葉です。
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