
【小5国語/文法】助動詞ってどう区別するの?|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
今回は、文法の「助動詞」について扱います。
意味が複数あるものや、ほかの品詞と紛らわしいものなどがあるので、しっかりと区別できるようにしておきましょう。
中学受験だけでなく、中学校に入ってからも学習する単元なので、いまのうちにマスターできるといいですね。
それではいきましょう!
助動詞の見つけ方
助動詞を見つけるには、第一に「文節に切ること」、そして第二に「単語に切ること」が不可欠です。
おさらいしておくと、「ネ」を途中で入れられるタイミングが文節の切れ目です。
文法的には、1つの文節には1つの自立語しか入れられません。そこで、その自立語が出現したタイミングで切ります。
これがちょうど「ネ」を入れられる部分なので、「ネ」が入るところが切れ目となるんですね。
<例>
さっきまでかわいい子犬が広い庭をぴょんぴょんとかけまわっていた。
↓
さっきまでネ かわいいネ 子犬がネ 広いネ 庭をネ ぴょんぴょんとネ かけまわってネ いたネ。
さらに、この文節を単語に切ります。
さっき/まで/かわいい/子犬/が/広い/庭/を/ぴょんぴょん/と/かけまわっ/て/い/た。
助動詞には、「体言(主語になる言葉)」や「用言(述語になる言葉)」とセットになって、意味を付け加える働きがあります。
また「活用」といって、言葉の形が変化する特徴も持っています。多くの場合、述語のカタマリのなかに入ることが多いですね。
そして、単独では言いたい意味が伝わらない言葉でもあります。
さきほどの文章を例にとると、
さっき/まで/かわいい/子犬/が/広い/庭/を/ぴょんぴょん/と/かけまわっ/て/い/た。
太字で示した「た」が助動詞です。
どのような意味を付け加えているかというと、「過去」の意味を足しています。「過去に子犬がかけまわっている」という内容ですね。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます