【小4理科/生物】ヒトのからだの”不思議な旅“ ―― 骨、筋肉、呼吸、消化、血液の流れ|中学受験のツボ[理科編]
こんにちは。
理科講師兼受験アドバイザーの山崎です。
今回のテーマは「ヒトのからだ」。
子供たちが自分自身、そして健康について学ぶうえで「人体に関する知識」を押さえておくことは欠かせません。
ここでは、人体の基本的な構造と機能に焦点を当てつつ、骨、筋肉、呼吸、消化、血液の流れについて解説します。
骨と筋肉
私たちの体は、たくさんの骨と筋肉でできています。そしてこれらは、まるで”スーパーヒーロー“のチームのように一緒になって活躍しています。
具体的には、骨がしっかりしたフレームをつくり、筋肉がそのフレームを動かす力を出してくれます。そのため、私たちは歩いたり、走ったり、ジャンプしたりできるのです。
内骨格とセキツイ動物
内骨格とは、私たちの体の中にある「骨のフレーム」のこと。
魚類や両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類など、脊椎(セキツイ/背中にある長い骨)を持つ動物のことを「セキツイ動物」といいますが、これらはすべて内骨格をもっています。
また、脊椎が支えることで体を動きやすくしてくれています。
骨 ―― 体のしっかりしたフレーム
骨は「体の骨組み」のようなもので、立ったり座ったりするときに体を支えてくれます。また、からだの中にあるいろいろな”つくり“を守ってくれています。
たとえば「ろっ骨」は、心臓や肺などの大切な部分を守っており、下半身の中心にある「骨盤」は、お腹の中の大事な部分を支えています。
なお、骨は壊れても、時間が経つと自分で修復することができます。
筋肉 ―― 動きのマジシャン
走ったり、ジャンプしたりするなど、体を動かすための”力“を生み出してくれるのが「筋肉」です。
運動をすると筋肉が強くなり、もっとたくさんのことができるようになります。
関節と軟骨
関節は「骨と骨がつながる部分」のことで、腕や足を曲げたり伸ばしたりするときに使われます。
軟骨(なんこく)は柔らかい骨で、関節の間や鼻、耳にあります。軟骨があるおかげで、体がスムーズに動いたり、形を保ったりすることができます。
呼吸のプロセス
呼吸は、私たちが生きるうえでとても大切なプロセスです。
空気中の酸素を体の中に取り込む一方で、体の中のいらなくなったガスや二酸化炭素を外に出しています。
とじる
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