【小6理科/天体】太陽系には何がある?|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年12月14日
伊丹龍義
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
太陽自身と、太陽のまわりを回っているものをまとめて「太陽系」といいます。
そのため宇宙から見ると、地球にいる私たちも”太陽系に住んでいる“といえるのです。
今回は、私たちが住む太陽系には何があるのかについて、教科書で書かれている内容よりも少し詳しいところまで踏み込んで見ていきましょう。
冥王星が「惑星」ではなくなった理由
問題
冥王星って、どうして惑星じゃなくなったの?
惑星とは、以下のような性質を持つものを指す言葉です。
- 太陽のように燃えている星(恒星)のまわりを回っている
- 十分に大きな球形をしている
- その周り(軌道)に小さな天体がない(ほかの天体を吸い付けるくらい大きい)
太陽のまわりには、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星という8つの惑星があります。
かつては海王星の次に「冥王星」という惑星があるとされていましたが、よく調べてみると、冥王星の周りには多くの小天体があることがわかりました。しかも、そのなかのひとつに、冥王星より大きいものが見つかったのです。
これらを踏まえ、2006年に「惑星とは何か」についてのルールが定められ、結果として冥王星は惑星ではなく、「準惑星である」とされました。
このとき、火星と木星の間にある「ケレス」という天体も準惑星に分類されました。
解答例
冥王星のまわりに小天体が多くあるから
小惑星帯
問題
小惑星帯ってなに?
球形をしている惑星とは違い、岩などでできた不規則な形の小天体を「小惑星」といいます。
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