【小6算数/直前期のポイント】入試直前期には「得点力」の向上を意識しよう|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trioの杉本です。
入試本番を間近に控えたこの時期によく相談されるのが、
「入試直前の時期には、どのような教材・どのような勉強のしかたで臨めば良いですか?」
というものです。
正直なところ、これは難しいテーマです。
お子さんの性格やレベル帯、学習状況によっても、直前期の過ごし方のポイントは変わってくるからです。
「このように過ごせば良い」という、すべてのお子さんに合った方法はないと私は考えています。ただし、「ここを意識して学習方法を考えれば良い」というポイントはいくつかあります。
今回はそのような、算数において直前期の勉強で特に気をつけてほしいポイント、実施してほしい学習方法について解説します。
Contents
入試直前期の算数学習のポイント
直前期の算数の勉強で心がけたいポイントは、4つあります。
- 一度解いたことのある問題の習得を徹底する
- 「新しい問題にチャレンジする」ことから離れ過ぎない
- 実戦の勘をにぶらせないようにする
- 時間配分を最適化する
それぞれ、順に詳しく見ていきましょう。
1、一度解いたことのある問題の習得を徹底する
この時期はまず「過去に解いたことのある問題の習得」をしっかりとおこなうのがおすすめです。
過去問や塾の演習教材などで間違えた問題について「今は解けるかな?」と確認してみましょう。
おそらく、苦戦する問題も多いと思います。そのような問題を改めて復習し、解けるようにしておきましょう。
新しい解法や考え方は、身につけてすぐにテストの場で活用するのは難しい場合も多いです。それに比べて、過去に一度解き、直しをした問題は、習得しやすい傾向があります。
つまり、解いたことのある問題を再度確認し、完璧にしておくことで、残された時間でより効率良く得点力を上げられるのです。
テスト中に「これは一度やったことがある気がするが、どうするのだっただろう……」といった状態になってしまうのは、非常にもったいないことですよね。
新しい問題にチャレンジすることも大切です。ただし直前期は、まずは以下のふたつをしっかりと固めることを優先しましょう。
- 理解しかけている内容
- 一度理解はしたが記憶が薄れかけている内容
2、「新しい問題にチャレンジする」ことから離れ過ぎない
「1」でお話ししたことと反対の内容となりますが、難関校を志望する子の場合は「新しい問題にチャレンジする」ことから離れ過ぎないことも大切です。
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