【小4算数/学習のポイント】5年生へ向けて身につけておきたいこと|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀です。
4年生として受験算数を学ぶ時間もあとわずかになりました。
5年生からはいよいよ本格的な学習内容になっていきます。4年生でつちかった基礎学力を活かして、5年生でより高度な問題に挑戦していってほしいと思います。
そのためには4年生でどのような学力が必要か?
今回は要注意な言葉を紹介しながら、4年生で身につけておきたい学力を説明します。
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- 「この問題やり方知ってるよ」は、考えていない場合がある
- 1、問題文を音読させる
- 2、式に単位を付けさせる
- 「図とか式を書いてたら、解くのが遅くなっちゃう」は、応用問題に手が出なくなるスタート
「この問題やり方知ってるよ」は、考えていない場合がある
僕は指導をするときに、子供が「この問題やり方知ってるよ」と言ったら、注意深く学力状況を確認するようにしています。
なぜなら、「本質的な理由は何もわからずに、暗記した式に当てはめているだけ」の場合があるからです。
4年生までの算数では、さほど複雑な問題はありません。公式のように当てはめるだけで答えが出るものも多いですね。
特に、大手進学塾の教材で「毎日の練習」として解くタイプのものは、公式化することが目的の場合もあります。
もちろん反復は大切です。
しかし、算数の本質は「問題文で表されている事がらの関係を読み取り、考えること」にあります。
決して「解法を暗記して真似すること」ではありません。
この「考える」という意識が成長していないときに、「知ってる」と表現する子供が多いようです。
これは頭の中が「覚える=勉強する」だけになっているからでしょう。
では、どのように勉強すれば良いのでしょうか?
方法はさまざまあります。子供のタイプによっても異なりますね。
ですが、どのような場合にも確実に効果的な方法がふたつあります。
- 問題文を音読させる
- 式に単位を付けさせる
1、問題文を音読させる
音読は、実際の試験ではおこなうことができません。
音読をする目的は「問題文を読ませるため」です。
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