学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/読む力】音読と意味調べを習慣にしよう!|中学受験のツボ[国語編]

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2024年3月09日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 国語以外の3教科はこちら -

算数理科社会

こんにちは、松尾です。

新学年として授業が始まって1か月、良いスタートはきれたでしょうか。

中学受験の国語で合格点をとるためには「読む力」「解く力」「書く力」が必要ですが、それぞれの力を伸ばすには適した学年があります。

国語の基本的な学力、そして学習習慣を身につける時期の4年生に関しては、特に習慣化しやすい「読む力」を意識して学習を進めるのがおすすめです。

今回は「読む力」をさらに伸ばしていくためのポイントをお伝えします。

音読と意味調べの習慣化

新学年としての学習がスタートする2月~3月は、新しいこと習慣化するのに適した時期です。

そこで私は、特に国語が苦手な子に関しては、この時期に「音読」と「意味調べ」を習慣化することをすすめています。

 

まずは抵抗感を下げるためにも、お子さんの好きな文章や、読みやすい文章を選びましょう。そのうえで、毎日決まった時間に音読をしてみてください。

音読と一緒に、意味調べも習慣化していくと「言葉」に対する意識が高まり、語彙力を向上させるきっかけになります。

 

始めのうちはやる気だけに頼ってもなんとかなりますが、だんだんと気持ちは冷めていきます。一方で、やる気のあるうちに日々のルーティンとして習慣化することで、長期的に継続できるようになりますよ。

「読む力」の習慣化については、以下の記事でも解説しています。

「読む力」をさらに伸ばす方法

音読と意味調べを抵抗なくできるようになったら、次のステップへと移りましょう。

次のステップへと進む目安は、お父さん・お母さんが何も言わなくても、子供が自分から音読するようになっているかどうかです。

  • 文章と読み方をステップアップする
  • 意味調べをステップアップする

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。