学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/実践編】“読む習慣”をステップアップする方法|中学受験のツボ[国語編]

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2023年3月01日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

新学年がスタートして1ヶ月が経ちました。良いスタートは切れたでしょうか?

今回は“読むこと”を習慣化できた子が、それをどのようにステップアップしていけば良いかについてお伝えします。

「読むこと」の習慣化

中学受験の国語で最初にすべきなのは、文章を最後まで読みきること。文章の内容を時間内に、正しく理解できると正答率は上がります。

ただし残念なことに、私の経験上、入試で出題される文章を時間内に正しく理解し、読み切れる子は多くありません。

音読がおすすめ

“読む力”は中学受験の国語の基本ですが、その力を身につけるうえでおすすめなのが「音読」です。

朝起きて歯磨きをしたあと、寝る前のベッドの上などでも良いでしょう。はじめは毎日10分程度でも構いません。時間と場所を決めて、毎日ひとつの文章を読むことを習慣にできると、文章を読む力は大きく向上していきます。音読だけであればハードルも低く、継続しやすいはずです。

音読する文章については、

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。