【小5算数/年齢算】表や図を描きながら情報を整理しよう|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「年齢算」です。
家族の年齢に関する情報から、年齢を求める問題について解説します。
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- 頭を整理できていることが大切
- 基本的な年齢算(登場人物が2人の場合)
- 基本的な年齢算(登場人物が3人以上の場合)
- 家族の人数が変わるタイプの年齢算
- まとめ
頭を整理できていることが大切
年齢算は、問題によって情報の整理の方法がいろいろあります。
線分図を使うとラクな場合もあれば、表を使うとわかりやすい場合もあります。また、お子さんによっては「式を書くだけでできるよ!」という場合も、もちろんあります。
「この問題は必ずこのやり方で」という絶対の解法はありません。
重要なのは、お子さん自身が「このような問題はこうやって取り組む」という形で、頭を整理できていることです。
今回は、「〇〇の年齢が□□の何倍となる」といった基本的な問題について、おすすめの解法を解説します。
そしてそのあと、少し特殊な「途中で家族の人数が変わる問題」についてもチャレンジしてみましょう。
基本的な年齢算(登場人物が2人の場合)
まずは、基本的な年齢算について、解法を確認していきましょう。
以下の例題を見てください。
例題1
さとこさんは10才、お母さんは36才です。お母さんの年齢がさとこさんの3倍になるのは何年後でしょう?
このような問題を考えるときは、最初は線分図がおすすめです。
まず、最初の年齢を表す線分図を描いてみましょう。
そして、問題で書かれている「お母さんの年齢がさとこさんの3倍になる」状態となるように、線を追加します。
このときのコツは、図の左端、つまり2人の線のそろっているところから、左に伸ばすように追加することです。
すると、下図のようになります。
このとき、お母さんの年齢がさとこさんの年齢の3倍になっています。
ということは、差の26才が「さとこさんの年齢×2」となるとわかりますね。
このことから、お母さんの年齢がさとこさんの年齢の3倍になるときのさとこさん年齢は、26÷2=13才 となります。
ですから、答えは 13-10=3年後 です。
最初はこのように線分図を描いて考えるのがおすすめです。
そして慣れてきたら、線分図を省略して計算してしまっても良いかもしれません。
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