【小5算数/数の性質】「まちがえた」と記述がある問題の解き方 |中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回は、問題文のなかの操作で「まちがえた」といった記述のある問題について解説します。
注目したいポイント
「まちがえた」と記述がある問題とは、たとえば「たし算をするところを、まちがえてひき算してしまい ――」といったものです。
単元としては「数の性質」に多いタイプの問題ですね。
このような問題に取り組むとき、注目してほしいポイントは「計算結果にどのような違いが出るか」です。
問題のなかで「どのような値が出たか」ではなく、操作自体に注目します。そこから、「正しい答えと比較してどのような違いが出るか」を予想する習慣を身につけておくことが大切です。
そうすることにより、問題のタイプに関わらず、安定して正解を導き出すことができます。
今回は、2種類の例題について解説します。
「どのように解くか」という解法自体ではなく、「最初に何を考えるか」に注目しながらチャレンジしてみてください。
小数点をつけ忘れる小数の問題
まずは、小数に関する問題です。
以下の例題を見てください。
例題1
ある問題の計算をして答えを書いたところ、まちがえて小数点をつけ忘れてしまいました。その結果、正しい答えよりも506.88だけ大きくなってしまいました。正しい答えはいくらでしょう。
この問題を考えるとき、最初に考えてほしいのは「小数点をつけ忘れると、答えは何倍になるか?」ということです。
まず問題文からは、以下のようなことがわかります。
とじる
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