学習 連載 中学受験のツボ[算数編]

【小5算数/数の性質】「まちがえた」と記述がある問題の解き方 |中学受験のツボ[算数編]

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2024年4月12日 杉本啓太

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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国語理科社会

こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。

今回は、問題文のなかの操作で「まちがえた」といった記述のある問題について解説します。

注目したいポイント

「まちがえた」と記述がある問題とは、たとえば「たし算をするところを、まちがえてひき算してしまい ――」といったものです。

単元としては「数の性質」に多いタイプの問題ですね。

 

このような問題に取り組むとき、注目してほしいポイントは「計算結果にどのような違いが出るか」です。

問題のなかで「どのような値が出たか」ではなく、操作自体に注目します。そこから、「正しい答えと比較してどのような違いが出るか」を予想する習慣を身につけておくことが大切です。

そうすることにより、問題のタイプに関わらず、安定して正解を導き出すことができます。

 

今回は、2種類の例題について解説します。

「どのように解くか」という解法自体ではなく、「最初に何を考えるか」に注目しながらチャレンジしてみてください。

小数点をつけ忘れる小数の問題

まずは、小数に関する問題です。

以下の例題を見てください。

例題1

ある問題の計算をして答えを書いたところ、まちがえて小数点をつけ忘れてしまいました。その結果、正しい答えよりも506.88だけ大きくなってしまいました。正しい答えはいくらでしょう。

 

この問題を考えるとき、最初に考えてほしいのは「小数点をつけ忘れると、答えは何倍になるか?」ということです。

 

まず問題文からは、以下のようなことがわかります。

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杉本啓太

杉本啓太

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株式会社ORA-Trio代表。家庭教師。灘高校から東京大学理科二類進学、同大学農学部卒業。大学時代は社会教育団体にて子どもの教育支援に携わりつつ、家庭教師・塾講師としても活動。卒業後は外資・日系コンサルティングファームに勤務しながら、土日は家庭教師としての活動を継続。その後プロ家庭教師として独立。学科指導だけでなく、学習の計画策定・環境作り・親御様の関わり方・生徒の性格起因の課題など、抽象的な問題の整理と解決を得意とする。2023年2月、模試結果分析を中心とした家庭学習コンサルティングを手掛ける株式会社ORA-Trioを設立。