【小4算数/平面図形】長さと広さの基本的な捉え方|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀です。
塾では2月から、4年生として学習が始まりました。今月から4月になり、いよいよ学校でも4年生としての生活が始まります。
この時期は学校生活と塾の学習が難しい時期です。1週間の学習スケジュールをうまく立てて、効果的に学習を進められると良いですね。
学習内容も、4年生は3年生の算数より本格的になります。これから学んでいく難易度の高い問題の基礎となる事柄が多いので、がんばりましょう。
今回はそのひとつである「面積」について説明します。
「長さ」から「広さ」に世界が広がる
小学生が習う平面図形で、最初の単位は「cm」です。そこから「mm」になります。
実際に定規を触りながら、身近な世界である長さから平面図形の学習が始まります。
同時に四角形、三角形を学び、視覚的な図形の感覚を身につけていきます。
このふたつを元として、「面積」の世界が4年生から始まります。
では、実際の問題を使って線の世界と面の世界の違いを考えます。
線の世界
まずは「線の長さ」から考えてみましょう。
【問題】
下の図形の周りの長さは何cmになりますか。
四角形を学ぶときに、基本として解く問題のひとつです。
ポイントは「辺(線)を移動させると四角形になること」です。
階段のようになっている部分の辺を移動させてみましょう。こうすることで、周りの長さを単純な長方形の長さに変えることができます。
それによって、一辺一辺の長さがわからなくても、周りの長さを出すことができます。
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