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東洋英和女学院中学部 2026年度A日程入試は2/2に実施


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入試日程の情報です。

東洋英和女学院中学部(所在地:東京都港区)は、例年2月1日に実施している入学試験について、2026年度は2月2日に実施すると発表しました。2月1日が日曜日にあたるための変更で、2月2日にA日程・帰国生入試2月3日にB日程入試が行われる予定です。

同校はキリスト教精神に基づく教育を行うミッションスクール。麻布中学校・高等学校の母体ともなる1884年創立の伝統校です。連続テレビ小説「花子とアン」(NHK)のヒロインのモデルとなった村岡花子など、著名な卒業生を多数輩出しています。

東大をはじめ国公立大学への合格者が増加。早慶上智といった難関私大にも強いとして注目を集めており、2023年度入試から2年連続で志望者を増やしています。

学校HP:https://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/

キリスト教系の学校は2025年・2026年の入試実施日に注意が必要

中学受験における入試実施日は学校によって毎年おおむね決まっており、東京・神奈川の中高一貫校の主な入試日は2月1日であることが多いです。

しかし、キリスト教系の学校では、日曜はキリスト教の「安息日」にあたることを理由に、日曜日の入試実施を避ける傾向があります。

2月1日が日曜日となることで、そうでない年とは受験スケジュールが変わってしまうことを、受験用語で「サンデーショック」と呼びます。

また、2月1日ほどではありませんが、2月2日や2月3日が日曜日となることで同様の受験スケジュール変更が起こることを「プチサンデーショック」と呼びます。

例年と受験実施日が変わることで、何日にどの学校を受験するかという併願戦略の見直しが必要になるだけでなく、大幅な偏差値変動が起こることも考えられ、予測が難しい受験となりがちです。

直近では、2025年はプチサンデーショック、2026年はサンデーショックが起こる可能性があります。

2025年、2026年が受験となる学年のご家庭は、各学校の入試日について注意深く確認するようにしてください。

▼これまでに発表された主な首都圏キリスト教系中高一貫校の2025・2026年度入試日程情報

※記事の内容は執筆時点のものです

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