
【小6国語/文章読解】要旨を理解・説明するためのポイント|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
突然ですが、お子さんは、読んでいる文章がどんな文章だったかを説明できるでしょうか?
説明できるのであれば、どこまで詳しく説明できますか?
あるいは、どこまで簡潔に説明できますか?
説明できないのであれば、どういうところで躓(つまづ)きますか?
今回は、文章を説明できることがどんな意味を持つのか、そして説明できるようにするために取り組みたいことをお伝えします。
それではいきましょう!
文章を説明できるメリット
文章を読んでいない人でも、説明を聞いたうえで、その場面を正しく想像できれば「文章を説明できた」と言えます。
では、その説明が何の意味を持つのでしょうか?
それは、意識の言語化です。
文章をなんとなく読んでいただけでは、説明はできませんよね。
しかし、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どのように」「どうした」などを把握しながら読んでいれば、文章の構造や、登場人物の関係性、登場人物や筆者の主張などについて理解できます。
これらの理解は、中学受験の問題を解くうえでも非常に重要です。なぜなら「筆者の主張は何か」「このときの人物の気持ちはどういったものか」といった問題は頻出だからですね。
問題を解くために必要な情報を入手し、整理するためにも、文章がどんな文章であったか、つまり「要旨を理解できる力・説明できる力」はぜひ身につけておきましょう。
要旨を理解するために取り組みたいこと
要旨を理解するために、どのようなことをすれば良いのでしょうか?
それは文章の簡略化、すなわち「要約」です。
要約をするためには、以下のようなことを明らかにしましょう。
- いつ
- どこで
- だれが
- なぜ
- なにを
- どのように
- なにする(した)
とじる
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