学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/実践編】“書く習慣”をステップアップする方法|中学受験のツボ[国語編]

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2023年3月18日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

近年、中学受験では記述問題の比重が年々大きくなっています。しかし私の経験上、「記述問題は難しい」「解くのが大変(苦手)」といった否定的な受け止め方をする子が多いように感じます。

中学受験の国語で高得点をとるためには「読む力」「解く力」「書く力」を身につける必要がありますが、なかでも “書くこと”は難易度が高いため、特に意識して強化していくことが大切です。

そこで今回は“書くこと”を習慣化できた6年生が、それをさらにステップアップしていく方法をお伝えします。

「書くこと」の習慣化

「書くこと」を習慣化させるためにおすすめなのが、音読です。音読は、行動に移すうえでのハードルが低いからですね。

音読が習慣化してきたら、音読した内容を記録する習慣を追加していきましょう。こうすることで、「書くこと」についても習慣化しやすくなります。

ちなみに、何かを習慣化するときの最大のポイントは、習慣化したいこと以外の内容はそこまで重視しないこと。お子さんにほかにやらせたいことは段階的に追加することにして、まずは継続してほしいことの習慣化を目標にしましょう。

「書くこと」をステップアップしよう

「書くこと」を習慣化できたと仮定して、ここではその習慣を少しずつステップアップしていく方法をお伝えします。

物語文

物語文に関しては、次のステップで勉強を進めてみましょう。

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。