学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/入門編】“書くこと”を習慣化させるポイント|中学受験のツボ[国語編]

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2023年2月17日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

今回は、新学年のスタート時に小学6年生の子が進めておきたい“書くこと”の習慣化についてお伝えします。

中学入試の国語は、長文の記述問題が年々増加しています。「思考・判断・表現をする力」が重視されるようになってきたからです。

そして、こうした力を身につけるうえで大切なのが、“書くこと”を習慣化しておくこと。身につけたいものを意識的に習慣化できると、成績だけでなく自己肯定感の向上にもつながります。何かを始めるのに絶好の機会である新学年のスタートに、ぜひ試してみてください。

習慣化のポイント

“書くこと”を習慣化するための行動としておすすめなのが「音読」です。作業としても取り組みやすいので、まずは文章を読むときに音読を習慣化しておきましょう。

音読がしっかり習慣化できたら、その文章の内容を記録してみてください。こうすることで“書くこと”が勉強の一部になり、記述問題に対応するために必要な「思考・判断・表現をする力」が培われていきます。

たとえば小説の場合、まずは登場人物が誰だったかを記録するだけでもOK。慣れてきたら

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。