学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小5社会/貿易】輸入品を覚えるコツを紹介! 日本の貿易を攻略しよう|中学受験のツボ[社会編]

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2023年4月19日 吉崎 正明

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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国語算数理科

こんにちは、吉崎です。

今回のテーマは「貿易」。そのなかでも差がつきやすい「輸入品」に絞って確認します。

加工貿易からの変化

原油・石炭・鉄鉱石などの原料は日本でも採れますが、外国と比べるとその量は少ししかありません。「種類は豊富だけどちょっとずつしかない」ということは、“鉱物の標本室”とも例えられています。

そんなわけで、産業に欠かせない鉱物資源は(自給率100%の石灰石をのぞき)外国からの輸入に頼り切り。そうして日本では、原料を輸入し、製品を製造して輸出をする「加工貿易」が盛んになったのです。

ただし時代の変化なのか、現在は製品の輸入も増え、輸入額全体の50%以上を製品が占めています。

主な輸入品

日本はどのようなものを、どんな国から輸入しているのでしょうか。

輸入品によって順位がわずかに変わる場合もありますが、おおよそ以下のとおりです。

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吉崎 正明

吉崎 正明

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現役塾講師。都内中学受験塾で社会・国語を担当。12年間在籍した大手進学塾では中学受験難関選抜ゼミ担当を歴任、社内数千名が出場する「授業力コンテスト全国大会」で優勝経験あり。その後家庭教師を経験し、2019年より現在に至る。指導方針は「正しい学習姿勢で、楽しく成績を伸ばす」。また、社会では「センス不要。イメージを作って考える」授業を実践しており、中学受験ナビでも「イメージで覚える中学受験歴史」を執筆。茨城県行方市出身。