学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/詩・短歌・俳句】国語力アップにつながる! 詩・短歌・俳句の勉強のポイント|中学受験のツボ[国語編]

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2024年6月27日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

詩・短歌・俳句」を中学入試で出題する学校は限られています。そして、これらをしっかり得点するためには高い国語力も必要です。

しかし見方をかえると、「詩・短歌・俳句を解けるようになる=高い国語力を身につけるきっかけになる」と捉えることもできます。

そこで今回は、国語力アップを目指している6年生の子に向けて、詩・短歌・俳句の学習のポイントを3つ紹介します。

1、言葉の連想力を高める

文字数や形式といった制限のなかでより良い表現するために、詩・短歌・俳句では、作者によって厳選された言葉が通常よりも“広く”解釈されて使用されることが多々あります。

そのため詩・短歌・俳句の問題を解くときは、言葉の意味を“広く”理解することが重要です。

 

このとき役立つのが「言葉の連想」です。

たとえば「春」という言葉から連想される言葉が「桜」だけの場合と、「桜/卒業/入学/終わり/始まり/悲しみ/期待……」と6つ、7つと続く場合では、内容の理解に大きな差が生まれます。

 

登場人物の心情を理解して表現する場合や、記述問題での言葉の選択にも役立つので、まずは言葉の連想力を高めていきましょう

 

2、表現技法の役割を理解する

詩・短歌・俳句では、より良い表現をするために「表現技法」も多用されます。

そのため、それぞれの表現技法がもつ役割を理解することで、詩・短歌・俳句の理解そのものを深めることができます。

 

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。