【小5社会/学習のポイント】歴史の勉強が始まるまえに知っておきたい3つの知識|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
中学受験を目指す小5の子のなかには、夏休みごろから歴史の学習が始まる子も多いでしょう。
せっかく歴史の学習をするのであれば、お子さんが“歴史を勉強する意味”を意識できると歴史がより好きになり、学習のモチベーションにもつながります。
歴史は、「過去のできごとの理解」と「現在と未来の関連性の発見」をすることで、わたしたちがどこから来たのか、そしてわたしたちがどこへ向かっているのか、を理解する手助けをしてくれます。
“歴史を勉強する意味”をお子さんが質問することがあれば、「あなたの明るい未来のために必要だからだよ」と言ってあげてくださいね。
今回は、これから歴史を学び始める小5の子が知っておきたい3つの知識をお伝えします。
1、時代名
歴史を勉強するときは、それぞれの時代のしくみやできごとが、現在の日本の文化・政治・経済にどのような影響を与えたか? を理解することがポイントです。
そのためにも、まずは「時代名」を丸暗記してしまうことが大切です。そのうえで頭の中に“時代ごとの箱”をつくり、知識を整理しやすくすると良いでしょう。
日本の歴史は、次の時代にざっくりと分けられます。
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、安土・桃山時代、江戸時代、明治時代、大正時代、昭和時代、平成時代、令和時代(現在)
時代名を覚えやすいように、ちょっとした分類方法を紹介しますね。
◆その時代の代表的な道具・建造物
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代
◆政治の中心地の名前
飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、安土・桃山時代、江戸時代
◆天皇ごとの名前(あらたな天皇の即位によって時代名が変わる)
明治時代、大正時代、昭和時代、平成時代、令和時代
2、基本的な年表
歴史の全体像を理解するためにも、まずは日本の主要な歴史的出来事の「年表」も把握しておきたいですね。
年表に関しては、次の3つの数字が使われることも知っておきましょう。
- 年号(西暦)
- 元号(和暦)
- 世紀
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