【小6社会/学習のポイント】『四科のまとめ』を効果的に使うための3つのコツ|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
6年生の夏の社会では、授業内外で総復習をする塾が多いのではないでしょうか。
四谷大塚の『四科のまとめ』や、日能研の『メモリーチェック』、新演習の『コンプリーション』などを塾から与えられ、1冊のテキストの完成によって自信をつける、そんな夏になるでしょう。
しかし、これらのテキストは使い方を誤ると本来の効果を発揮できません。せっかく使うなら、作戦や、使用方法の工夫によって効果的に活用したいものです。
そこで今回は、多くの子が使っている『四科のまとめ』をピックアップしつつ、入試本番に向けた夏の時期に知っておきたい使用法のコツを紹介します。
ポイント[1]2周以上の使用を前提に進める
『四科のまとめ』のひとつ目のポイントは、2周以上の使用を前提に学習を進めることです。
中学受験のカリキュラムでは、6年生の1学期までは新しい内容を学び続けます。
これに対し『四科のまとめ』は、3分野すべての内容の総復習です。そのため5年生で学習した地理や歴史は、その大部分を忘れてしまっている可能性があります。
そこで1周目はとにかく「演習」に重点を置き、高い正答率を求めずに進めましょう。お盆前までを目安に1周するのが理想です。
そもそも『四科のまとめ』は基本編だけでも65単元(地理25単元・歴史25単元・公民15単元)もあり、1周目からいきなり10割の定着を目指すのは大変です。
1周目は弱点を確認しながら、6~7割程度の定着を目指しましょう。5割もできない子も多いかもしれませんが、よくあることなので焦らなくても大丈夫です!
2周目に向けて△や✕をつけておく
1周目を演習する際は、2周目につながる動きもしておくと良いでしょう。
具体的には、問題を解いて丸付けをおこなったあとに、『四科のまとめ』本体の問題番号の横に△や✕をつけておくのがおすすめです。
△:たまたま正解できた/漢字で書けるようにする必要あり/おまけの正解
✕:不正解/知らない/全然わからなかった
◯になったときに修正しやすいので、『四科のまとめ』のテキスト本体に△・✕を書き込むときは消せるボールペンやえんぴつなどで印をつけておきましょう。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます