【小5理科/季節の星座】星の明るさと表面温度の不思議|中学受験のツボ[理科編]
今回のテーマは「星の色や明るさ」についてです。印象に残る覚え方や、星の色が違うのはなぜかについても解説します。親子でやってみて欲しい、星に関するクイズも扱います。
星の色と明るさ、各色の代表的な星
まずは星の色について。星の色は大きく分けると青白、白、黄、橙、赤の5つです。
覚えておきたい各色の代表的な星について、以下にまとめます。
●青白 リゲル、スピカ
〇白 たくさん
●黄 プロキオン、カペラ
●橙 アルクトゥルス、アルデバラン、ポルックス
●赤 アンタレス、ベテルギウス
※上から表面温度が高い順で並べています
星の色は白が最も多いのですが、数が少ない方の色から覚えたほうが記憶を整理しやすいでしょう。今回は、白以外の色から覚えていきます。
印象に残る覚え方
子供たちの記憶に印象付けるやり方はさまざまありますが、鉄板はギリシャ神話です。たとえば私は、赤色の星はオリオン座とさそり座のギリシャ神話とセットで教えています。
狩人だったオリオンは、自分の力を自慢していたために、神々の怒りをかってしまいました。神はオリオンのもとに1匹のサソリを送り、サソリの毒でオリオンを殺してしまったのです――というお話です。
赤い星のアンタレスとベテルギウスは、さそり座(1等星がアンタレス)の赤い毒が、オリオン座(1等星がベテルギウス)にもついて同じ赤色をしている、といったイメージで覚えるとよいでしょう。
このギリシャ神話、知っていると星座を覚えるのに便利なんです。
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