【小6理科/力と運動】物体に働く力と動きの4原理は?|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2022年7月20日
伊丹龍義
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編 は伊丹龍義先生、山崎翔平先生が担当します。
- 理科以外の3教科はこちら -
今回は「力と運動」の単元の復習ポイントをお伝えします。
物理分野である「力と運動」は、「複雑そう」という先入観から、理科が好きな子でも苦手意識を持ちやすい単元です。
でも、実はそんなことはありません。「力と運動」は、原理を理解すれば、覚えることはそれほど多くないのです。
それでは、力と運動4つの原理を、具体例をあげて説明していきます。
Contents
原理その1:物体にはたらく力がつり合うと、物体は静止する
原理その1は「物体にはたらく力がつり合うと、物体は静止する」というものです。
お子さんに「物体が静止するのはどんなとき?」と質問してみましょう。
「物体にはたらく力がつり合うとき」と答えられれば、今回の単元の要(かなめ)は理解できています。
具体例としては「運動会の綱引き」をイメージするといいでしょう。両方から引っ張る力がつり合うと、動かなくなりますよね。
原理その2:物体の運動の向きと同じ向きに力を加えると、その物体の動きはだんだん速くなる
原理その2は「物体の運動の向きと同じ向きに力を加えると、その物体の動きはだんだん速くなる」というものです。
前に進んでいる摩擦のない台車を後ろから押すと、だんだん早くなります。
自転車で走っている状態で、さらにペダルをこぐイメージですね。
つぎに、その反対の状態です。
原理その3:物体の運動の向きと逆向きに力を加えると、その物体の動きはだんだん遅くなる
原理その3は「物体の運動の向きと逆向きに力を加えると、その物体の動きはだんだん遅くなる」というものです。
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